事業紹介

環境保全事業

環境保全事業

「エマルジョン燃焼」※という独自の燃焼方式を採用し、重金属、汚泥、土壌、アスベスト、医療廃棄物などの産業廃棄物の無害化処理、また放射能含有物安定化処理を行うことができる高温溶融炉の販売を、日本国内、中国にて行っております。

弊社の販売する溶融炉は、産業廃棄物はもちろんのこと、現在日本国内の環境問題で最も危惧されている" 放射能含有物" の安定化をも可能にしました。廃棄物蓄積の問題、二次公害問題、処分場不足の問題。
これら全てに対して一元的に対応できる溶融炉が「エマルジョン燃焼方式溶融炉」です。この溶融炉を国内外で販売し、産業廃棄物の削減に寄与することで、地球環境の保全に貢献しております。

※エマルジョン燃焼とは・・・

エマルジョン燃焼とは、水と油を結合させ加圧することで、油中の水が膨張して爆発し、油の粒子が極微小化され、従来のボイラー設備よりも少量の重油で、温度の上昇率が格段に上がる省エネルギーを実現した燃焼方式です。
従来、水と油の安定混合には界面活性剤(乳化剤)の混入が必要でしたが、弊社の高温溶融炉は、独自の技術により開発した乳化剤を全く使用しないボイラーを使用しておりますので、乳化剤の購入コストをかけずに水と油の安定混合を実現しております。

取扱い可能処理

取扱い可能処理 対象内容
重金属処理 焼却場、河川、港湾、金属鉱山、化学工場、電子部品工場などから排出される重金属の無害化処理
土壌汚染処理 有機溶剤、農薬、油などを含む汚染された土壌の無害化処理
汚泥処理 河川、港湾、工場排水などの処理後に残る有機性汚泥の無害化処理
医療廃棄物処理 注射針、注射器などに代表される医療廃棄物の無害化処理
アスベスト処理 耐火材として壁面などに吹き付けて使用されている石綿(アスベスト)の完全無害化処理
放射能含有物安定化処理 原子力発電所および核燃料製造施設からの廃棄物、放射線防護服などに含まれる放射能含有物の安定化処理
その他 その他産業廃棄物
※上記は溶融可能な代表例となります。その他にも溶融実績はございますので、お問い合わせください。
溶融炉製品情報はこちら
ページTOPへ

新素材開発事業

新素材開発事業 ~地球に還元する ~

環境保全事業の延長線上で、中国の石材加工会社2,000社以上から出る石材廃材の処理問題解決、及びリサイクルを行うために、バサルト繊維製造の研究開発を進めて参りました。
現在弊社は生産に向け、福建省に世界最大規模の複合型開発生産拠点を建設しております。(生産開始予定:2015年末、拠点完成イメージ図はこちら
“環境に優しい” をモットーに、研究開発を繰り返し進めてきた結果、日本の革新的な溶融技術に加え、中国の繊維製造技術を組み合わせ、ゼロ排ガス、ゼロ汚染、省エネルギー、高効率生産でのバサルト繊維の製造を行うことが可能になりました。中国においてバサルト繊維は、中国が国家事業としてが推進するハイテク先端材料であり、その製造を通じて社会に、環境に、産業に貢献して参ります。

革新の複合化繊維ーバサルト繊維

バサルト繊維は天然鉱物(玄武岩)からなる無機素材であるため、発ガン性物質などの有害物質が含まれておらず、従来の繊維と比べて地球に優しい繊維です。
特長としては、伸縮性、張力性、耐熱性、耐振性、耐アルカリ性、耐酸性、非電導性、非磁気性などに優れており、また高性能なバサルト繊維は高価な炭素繊維の代替材として期待されております。 他の繊維との複合化も可能なため、非常に広範な用途に使用することが可能です。炭素繊維などと比べても低コストなため、幅広い業界、産業での活用が期待できます。

代表産業

建築、消防、航空、宇宙関連、自動車、船舶製造、交通運輸、電子機器、医療など。

バサルト繊維製品情報はこちら
ページTOPへ